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この日記ではおなじみ(何)の某方が素敵にハマっていらっしゃったので、今年アニメ映画も公開されることだし劇場で予告見ててちょっぴり気になっていた身としては読まないわけにはいかないかな(何)と思いまして上下巻揃ってお買い上げしてきましたよと。

というのが月曜日。



やっべ止まんねコレ(爆)



※コピペ



一週間かけて読み上げましたよこの野郎。



何だこの面白さ!

すげぇよ宮部みゆき!くそ悔しい!!めっさ悔しい!!!

いやーもの凄い大作ですねこれ!それであるが故に読み応えバッチリ!

2300ページは伊達じゃない。すんごい面白かったですのことよ!

まず幻界(ヴィジョンと読んで下され)の設定が作り込まれているので、違和感が全くない。

その幻界に行くまでの経緯も長ったらしいけど納得いく展開。

そしてここが重要ポイントなんですが、幻界に行った後も現実世界との交流が切れない。

という、まあ素晴らしい出来ですよこれ。流石宮部みゆきというか。

とにかく幻界に行くまでがやたらめったら長いんですが、これがないとこの話ただのRPGに成り下がってしまうよってぐらい凄く面白い展開。

んでもって幻界に行ってからが更に長いんですが、全然飽きが来ないのこれが。

こういうファンタジーは今まで読んだ経験がなかったのでもの凄く新鮮でした。

ワタクシは文学部のくせに文学作品とか活字媒体が大嫌いな人間でして(爆)、『キノの旅』しかまともに読んだことのない漫画大好き人間な訳ですよ。

それが好奇心からとはいえ一応(何)一般文学作品を手に取るなんざ天変地異の前触れかという勢いですよ。

まぁ、映画になるまでその存在すら知らなかったので、既に読まれて堪能している方からすれば「何を今更」とおっしゃるでしょうが。

これ初版2003年(H15年)ですからね〜三年前ですよ。私が買ったのが六版だから、この手の本としてはロングセラーなのではないでしょうか。



この作品のどこが面白いかというと、あんまりつっこんだ内容を話すとネタバレになってしまうので話せないのですが、主人公の心の成長をメインに描いている点だと思うのです。

最初はえらく弱っちくて頼りないんですけど、色々なことを経験して一回りも二回りも大きくなっていく姿を目の当たりにしていく高揚感はちょっと他の作品ではなかなか味わえないですね。

それでいて人間の持つ負の部分、憎しみとか悲しみとか怒りとか、そういう部分もきちんと話の中に盛り込んで描いているんですよね。

主人公が幻界に来てからこっち、私の中でずーっともやもやしたものがあって、それは上記の部分に関係したものなんですけど、そういうのスルーするのかなって思いながら読んでて、ある時突然そのもやもやしていたものが話の中に登場するんですね。しかもそれを主人公に問いつめるわけですよ。その時にああ、この人はちゃんと逃げずに書くつもりなんだ、主人公に背負わせるつもりなんだ、っていうのが分かって、凄くすっきりしたんですね。

正直そこの部分をスルーされたらちょっと幻滅してたとこだったんですけど、宮部みゆき偉い!(笑)

ここ、映画で削って欲しくないな〜。





で、映画なんですがね。

あのね、これね、このまま作ろうとすると三部作(@指輪物語)ぐらいにしないと絶対作れないよ。

というのが正直なところです。

だって120分ぐらいでしょ?どうあがいてもこれだけの大作をその尺に納めるなんて不可能ですよ。

ということは大幅に改変される事確実なわけで。

私は基本的に原作至上主義なので、できる限り原作の内容そのまんまやって欲しいんですよね。

だからブレイブ・ストーリーに関してもやるなら三部作ぐらい作れよ!と言いたいところなんですけど、現実としてそれは難しいでしょ。

なのでせめて世界観だけは崩さないで欲しいですよ、ホント。

某方も言ってますけど、メインキャストは_| ̄|○ゼンメツ...なので…せめてそれ以外は……絵と音楽はあんまり心配してないんですけど。GONZOだし。

声はもう何なのあれ。頼むから声優使ってくれ。芸能人やめてくれ。

ワタルなんかそれこそレントン役の三瓶さんとかぴったりだと思うんだけどなぁ。

個人的には松たか子よりウエンツが(´A`)ヴァー

いや、もう決まったことですから、仕方ありませんけどね……



というわけで今夏公開、ブレイブ・ストーリー。非常に楽しみな作品と相成りました。

ちなみにキャラデザは千羽さん@プラネテス、脚本は大河内さん@プラネテス全話脚本担当と、何で監督谷口さんじゃないんだ(#゚Д゚)ゴルァ!と言いたくなるような布陣です。

そんな意味でも非常に楽しみです。ええ楽しみです。

大河内さんがどんな脚本に仕上げてくれるのかが一番の見所であり心配どころですね。

配給がフジテレビなのも気になるけどそこは敢えて気にしない方向で。だって作品の出来には関係あるような気がするけどないもん。(何)
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