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カリフォルニア州で同性婚が容認されましたね。
NHKニュースで取り上げられたので見ていましたが、喜びのキスをカメラの前で堂々としているカポーたちをニヤニヤしそうになるのを抑えながら微笑ましく見ていた私の横で父は「こんなの許しちゃいかんよ!」と予想外の剣幕。
私は当然同性婚容認派なので、「そんなに目くじら立てることかな~やっぱお父さんは同性愛ダメなんだな(´・ω・`)ごめん娘が腐女子で…」と思いつつ「まあまあ」となだめていたのですが、「絶対ダメだよ、そのうち人口のバランスが崩れて云々」と言い始めたので、同性婚のどこをどう捻ったらそんな結論に…と思いつつ話を聞いてみたらびっくり。
父が同性婚に反対するのは単なる「同性で愛し合うことの生理的気持ち悪さ」ではなかったようです。以下父の主張。

同性婚を認めると必然的にそのカップルは子どもを産みません。養子として遺児を育てることはあっても自ら生殖活動はしたくてもできませんね。
父の主張を大まかに整理すると、彼らが子どもを作らないことが遺伝学的に大変深刻な事態を引き起こす、ということだそうです。遺伝のバランスが崩れてしまうんですね。
そもそもこの地球上で人間がなぜここまでその数を増やすことができたかというと、遺伝的に全くつながりのない男女が子を成すことによって、男子と女子の数のバランスを絶妙に取ってきたから、というのが父の弁です。
近親相姦が禁止されているのは倫理的なものの他に遺伝学上奇形児(あるいはその他の障害持ち)で生まれる子どもの割合が高いからですが、同性婚を認めるとそれと同じことが起こってしまうそうです。
遺伝上の偏りができてしまうと。
男が生まれやすい遺伝子、女が生まれやすい遺伝子、なんてものが存在するか、あるいはその可能性があるか、なんて話は専門家の方にお任せするとして、中国では既に男女の偏りが出始めているそうです。かの国では一人っ子政策を実施していますが、そうして生まれた子どもの性別は男子が女子を上回っています。その子どもたちが次の世代を一人っ子政策の元に生むと、男女の偏りはより激しくなっていく。当然生まれてくる子どもの数は減りますね。人口が減ることは既に13億も抱えているかの国にとってはそれが目的なのでしょうが、若年層の人口が減るというのは、そのまま国の存亡に関わってくる深刻な問題です。日本も同じ問題を抱えていますよね。※これについては解決策があるのですが、ここでは保留。
中国は一人っ子政策によって高齢化が日本より急速に、そして深刻に進行しています。更に不幸なことにかの国には日本のような医療保険制度がありません。ただでさえ働き盛りの若い世代が減っているのにどうやって高齢者を養っていくのか、めざましい経済成長の裏で貧富の差も広がっている中国では、日本以上に高齢化社会に対する対策が必要となっています。
そして高齢化社会の行き着く先は、ある時期を境とする急激な人口減少。人口が減れば経済活動も収束します。人がいなければ国は成り立ちません。結果どうなるか…容易に想像できますね。
やや話が脱線しましたが、同性婚の容認はそういう問題も孕んでいると父は言います。加えて遺伝的な偏りによる男女のバランスの崩壊。それらを突き詰めると最終的に眼前に広がるのは、世界的な人口減少。
「このままだと人類は滅亡するよ」暗にそう言ってるように私は感じました。

この話、腐女子でなくとも目から鱗のような気がするのですが、やっぱり自分が腐女子なので、「好きな人と添い遂げられればそれでいいじゃない」くらいの感覚でいた身としてはちょっと心臓にロンギヌスの槍を差された気分です(苦笑)
よくよく考えてみると、同性愛は種の保存の本能に真っ向から逆らっているわけで、そりゃあそういう問題も出てくるかもなーと思わんでもないです。
が、マイノリティであるが故に注目されがちなだけであって、世界の人口に占める同性愛者の割合なんてのはたかがしれてるわけで、今すぐにこんな深刻な事態になるわけでもなし、それにやっぱり自分の気持ちに嘘はつけないんじゃないかなあと思うので、認めてあげてもいいんじゃないかなあと私は思っている次第です。

「そんなこと言ってると男しかいない国とか女しかいない国ができるよ」って父から脅されましたけど…ホントか?
中国の男女比の話も父から聞いただけなのでソースが欲しいところですね。遺伝学的な話も中学理科程度の知識でなんとなくそうなるよなって思えるだけで…
でもこの父の主張には妙な説得力があったのです。そしてこういう説もあるんだよ、ということで話として個人的に非常に面白かったので紹介してみました。身近な話題でもあったしね(笑)
この記事が超有名ブロガーによるコラムとかだったら各方面からそれはそれは色んなコメントが寄せられるんでしょうが、いち腐女子の私が書いてもねぇ…(笑)でもこれに関しては他の人のコメントを是非聞いてみたい。

ちなみに父はガチで理科教師だったりします(笑)
もうちょっと踏み込んだ話も聞きたかったけど、なんか聞けなかった!(笑)
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