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というわけで、だいぶ送れてしまいましたが、5月29日(土)は福岡はシネ・リーブル博多駅で「イヴの時間」初日&監督舞台挨拶を見てきました~。
アンジーフリーライブ@西宮ガーデンズに吶喊したときに梅田で見て、その時もモブログから投下しましたけど、本当にすごい作品だったので、福岡に来るとあっては見に行かざるを得ない!そして監督も来る!しかも地元凱旋!
ってなわけで、舞台挨拶の情報をゲッツしたその日に某従兄弟(弟くんの方)と連絡をとり、「こんなんあるんだけど興味ない?」って聞いたら「あるある!」とのことだったので、その足で前売り券をゲッツしに行ってもらいw、当日を迎えたのでした。
当日の様子をレポしつつ、作品そのものについても語ってみたいと思います。


シネ・リーブルはどの劇場もオンラインチケット販売は行っていないようで、舞台挨拶の回も前売り券で見れるとのこと。
しかし何時から販売開始か分からなかったので、最近の常套手段(何)電凸攻撃を駆使して問い合わせてみましたらば、「9時半予定です。お客さん多いときは9時くらいに前倒しするかもです。」とのお返事。
ちょうど同じ日に別作品の限定ストラップ付き前売り券が9時半から発売になるということで、ある程度予想はしてましたが、これはつまり8時半には劇場前で待機しとけってことですね!
というわけで某弟くんとの合流時間を9時前に設定。「早ッ!w」って弟くんは言ってましたが、実際は早くも遅くもなくちょうどいい頃合いだったといいます。(何)

で、当日。
9時前に劇場につながるエレベーターの前についたらかなりの行列。
多分50~60人くらいは並んでたんじゃないかな?
まあ件の別作品目当ての人も一緒に並んでましたから、「イヴの時間」目当ての人はそんなにいないだろうと思ってましたけど。
案の定9時に前倒しされて始まったチケット引き換えはスムーズに進み、私たちは10番台の整理番号をゲット。
シネ・リーブル博多駅はスクリーンがとても小さいので(爆)、こりゃ~最前列いっときますか?と話しつつ、時間は9時15分とかだったのでw、同じビルの地下に入ってるファストフード店で少し休憩して、上映開始までの時間を天神でつぶすことに。
ちなみに別作品の方は女子が群がって大変なことになっていました(何)
何事かと思ったら、ああ、ジャニーズの子が主演なのね。昔私も通った道です(何)
映画は観なかったけど、ドラマとかチェックしてたなあ。

というわけで10時過ぎに天神に移動。
当日どうしても行きたいラーメン屋があって、場所を探してたら案の定迷ってw、見つけた!と思ったら開店少し前。30分くらい彷徨ってましたwww
開店までの間に、と思って新装オープンしたアニメイト天神店を視察(何)
お前、こんなこじゃれたビルにアニメイトとかwwwwwwwwみたいな立地でした。
これ男子は一人じゃ入れねぇよwwwwwwww

そんなこんなで15分ほど店内を見回って、弟くんがブックカバーを買ってアニメイトをあとに。
さっきのラーメン屋に戻ってラーメンを食す。
このラーメン屋こそ「一風堂COLLECTION.TAO」。このエントリーでは詳しくは語りませんが、もう店内まるごとTAO一色!やべえ!興奮する!!
ラーメンもおいしゅうございました。ただ、当日も書いたけど、やっぱりラーメンはとんこつじゃないといまいちもの足りません(何)


さて、ラーメン食べてお腹を膨らまして、博多駅にとんぼ返り。
12時頃シネ・リーブルに戻ってきてついったをチェックしてたら、舞台挨拶の回は立ち見も含めて満席というとんでもない情報をキャッチ。
うわー、うちら9時前に並んでてよかったよ!と弟くんと話してました。
で、辺りを見回してたらなんかテレビ局の関係者らしき人が登場。マジで!と思ってたらカメラも登場!スクリーンに入っていきました。
うわ、テレビ入るんだ!さすが地元!と若干興奮気味に。
あとで舞台挨拶でも話題に上りましたが、テレビの取材が入ったのは初めてのことだったようです。ホント、さすが地元!

そして入場が始まり、計画通り最前列をゲットして(ど真ん中!)、いざ上映開始!
って、BD上映かよwwwwww スクリーンの隅っこに表示がwwwwwww


ここでひとつ。この上映ですごく残念だったのは、途中のチャプターが丸々ひとつ飛ばされてしまったこと。
見た人には分かってもらえるでしょうけど、リクオとサミィの名シーンです。
舞台挨拶の時にその話題が出てこなかったので、監督はご存知なかったんでしょう。
なんで飛ばされてしまったのか、今となっては分かりませんが、お客さんは全員失笑でした。
初めて見る人もいるのに、っていうか商業施設としてはどうなんでしょうね?
まあもう済んだことですから、ここだけの話にしときますけど。


それはさておき、改めて「イヴの時間」本編について。
梅田で初めて視聴したとき、もの凄くコーヒー、というか「イヴレンド」を飲みたくなりました。
作中に登場するオリジナルの銘柄ですが、これが作品に華を添えてるんですよね。
そしてストーリー。web配信版の存在を全く知らず、故に事前情報も全く仕入れずに見た私にとって、オムニバス形式で物語が進んでいくというのは、ちょっと意外でした。
それまで劇場版といえばひとつのエピソードを二時間かけて描いていく、というオーソドックスなものしか見てこなかったからです。
でもこの作品が元々15分×6話のweb配信から始まり、劇場版はそれを一本にまとめたものだとすれば、それはむしろ必然だったんでしょう。
ひとつひとつのエピソードは良くできているし、主軸が「リクオ」っていう一人の人物だから、ブレも感じず、何より作品全体の空気に開始5分で引き込まれていたので、特に気になりませんでした。

その開始5分っていうのがとにかくすごい!!

「イヴの時間」のキービジュアルにもなっている、リクオがサミィの行動記録を携帯にダウンロードしているあの場面がそっくりそのまま冒頭部分に登場するのですが、そのシーンを見ただけで「あ、この映画絶対面白い」と思わせるものがありました。
実は梅田で見たとき、朝6時から活動してたので、すごく眠かったんです(爆)
本当に今にも目を閉じてしまいそうだったのですが(爆)、開始5分で眠気も何もかも吹っ飛びました。
こんな体験は、今まで映画を何本も観てきた中で初めての経験でした。
あとはひたすらストーリーを追ってました。

「イヴの時間」の何がすごいって、「『未来の日本で日常になっていそうな風景』がそのまま絵になってること」だと私は思っています。
アンドロイドが人間の生活に欠かせないものになっていて、その日常がおおむね受け入れられていて、それに警鐘を鳴らす人達がいて。
手塚治虫や藤子F不二雄が「鉄腕アトム」や「ドラえもん」で描いてきたものよりもっとリアルな(と感じる)世界がそこに広がってるわけです。
もちろん作中でもいわゆる「反アンドロイド派」みたいな団体があるんですが、ロボットが作った作物を使ってロボットが調理した料理を食べる、そんな日常が日常になるとしたら、私も少し危機感を感じるかもしれません。
「ロボットが人間の生活に浸食していく」ということは、「ロボットと人間の立場が逆転する」=「ロボットが人間を支配する」という世界になりかねませんものね。
それを象徴しているのが、作中で「ドリ系」と言われている、アンドロイドに依存している人達。若い世代に広がっているという設定もなんとももっともらしい(何)
とはいいつつ、大半の人々はアンドロイドを召使いか、それ以下として扱っているわけで、主人公のリクオはそれに違和感を覚えているわけですけど、その辺はリクオに共感できちゃうな、と思ってしまいました。
リング(アンドロイドであることの証。法律で表示が義務づけられている)がなければ外見は人間と変わらないし、感情だってある。もっとアンドロイドが「人間らしく」振る舞える世界があればいいのに。
そういうコンセプトで存在するのが「イヴの時間」というカフェ。
この空間ではなぜかアンドロイドも人間と同じようなしぐさで感情も起伏に富んで、とにかく「人間らしい」のです。外に出てしまえばいつもの無機質で無感情で、マスター(持ち主)の命令を遵守する姿があるのですが、リクオと同じように、私もそのギャップには驚きました。
他にも荷物を持ってきたアンドロイドに対して思わず「ありがとう」と言ってしまい、それを聞いていた他の女生徒からからかわれて必死に否定する女の子とか、そういう描写がやたらリアルだったなあ。

そんなこんなで、リクオと彼の友人のマサキは「イヴの時間」の常連客になっていくわけですが、他の常連客がまた癖のあるキャラクターばかりで!
なまじリングを消しているので、アンドロイドなのか人間なのかそもそも分からないってところがまた話を複雑にしている要因なんですけどね。
特に印象的なのは、やっぱりアンドロイド同士のカップルかなあ。といっても、お互いがお互いのことを人間だと思っているという、すごい状態なんですけど。
他にもやたらおしゃべりなアンドロイドの女の子(リングがないので店の中ではもちろん区別がつかず、偶然外で見かけたことでアンドロイドだと判明します)とか、もしかして「ねこなのー!」ってセリフしかなかったんじゃね?wwwっていう幼女とかwww
その中で主軸となっていくのは、もちろん主人公のリクオなんですが、彼と彼の家のハウスロイドであるサミィという女性型アンドロイドとの、もどかしくも暖かい交流の様子は、見ていてとても優しい気持ちになりました。
「アンドロイドも人間と同じ」って言うと、ある意味危険な捉え方かもしれませんが、人間とアンドロイドが、リクオとサミィのようにお互いに歩み寄れるとするなら、それはとてもいいことだと思いました。
この現実世界でも、ロボットが人間の生活に入り込もうとしています。今でこそまだアシモとかそういういかにもロボットです!って形態だし、「イヴ」の世界みたいに人間と変わらない容姿で人間と変わらない動きをするアンドロイドは実現には至ってないけど、あと20年もすれば、試作品第1号くらいはできてるんじゃないかと思ってるし、技術の躍進が早ければ、実用化までこぎ着けてるかもしれない。
そういう時代に、この「イヴの時間」って作品が生まれたのは、偶然ではないのかもしれませんね。


さて、そろそろ感想も終わりかな、と思ったそこのアナタ!(何)
まだだ、まだ終わらんよ!!(何)
この作品の主人公は確かにリクオです。リクオですが、私の心を奪ったのは、

マサキだー!

もうね…完全に伏兵だった。
本編中にもかなり伏線は用意されてたんですが、最後に全部回収されてて、それがもう、すごい!
福岡では二回目だったから、先の展開は知ってたわけですが、それでも、だからこそ涙が止まりませんでした。
根本的な部分は解決してないけど、マサキと、彼の相棒・テックスの、一人と一体の物語は、本当にキラキラしてた。
感動のシーンの後にまさかのオチがあるんですけどw、そこも含めて全部よかったな。
いや、マジでリクオを食ってましたwww
ちなみに上映終了後勢いでタンブラーとイブレンド(コーヒー)とカップ&ソーサーを買ってしまったんですけど、タンブラーはマサキの柄だし、イヴレンドもマサキ&テックスのパッケージを迷わず購入しちゃったんだぜ!(爆)
パンフは梅田で見たときに買ってたので、福岡では買いませんでしたけど、色んな人が寄稿してて興味深い内容でしたよ。


さてさて、前述の通りのちょっとしたトラブルもありましたが、上映は終了し、いよいよ吉岡監督の舞台挨拶!
お名前を名乗ってくださらなかったので、進行役が誰なのか結局分からずじまいでしたがw、監督ご本人はとても気さくでおしゃべりな方でしたw
30分しか時間が取られてなかったんですけど、その30分の間にしゃべるしゃべるwww
私たちは最前列のど真ん中を陣取ってたので、ずっとガン見してたんですけど、面白い人だったーwww
最後の撮影会もまさかのサプライズw 今回は福岡凱旋ってことで、特別に「吉浦監督 WELCOME BACK TO FUKUOKA!」って画像が表示されてたわけですが、せっかくなので記念に写真でも、という流れで撮影会になりましたwww そして「撮ったからには全力でうpせよ!」という吉浦監督のギアスにかかった結果(何)、あのモブログを投下することになったのでした。20枚くらい撮ったと思いますwww
舞台挨拶の内容は覚えてるうちに、と思ってついったで垂れ流したんですが、BDが発売されてからでもこっちに転載しようかと思います。
その中でひとつだけどうしても書いておきたいことがあるので、これだけ書いておきますね。

最初に「イヴの時間」を知ったのは、ついった上の誰かの公式RTかなんかだったかと思うんですが、この作品の特徴は、とにかく今をときめく有名声優を集めましたみたいなまさかの豪華キャストだと思うんですよ。
まず主人公がじゅんじゅんという時点でちょ、おま!だし(何)、ゆかにゃんは出てるわ、唯一神沢城みゆきはいるわ、田中理恵はいるわ、佐藤莉奈はいるわ、野島健児はいるわ、杉田智和はいるわ、お前これオールスターじゃねーの!こんなキャストそうそう実現できねぇよ!!みたいなキャストですマジで。
そしてその豪華キャストが全員もれなくはまり役なわけですよ。
特に主人公のリクオがじゅんじゅんなのは、すごくよかった。もちろん他のキャストもはまり役だったんですけど、リクオにじゅんじゅんを起用したのは大正解だったと思います。
他の人であの思春期の揺れ動く感情を表現できていたかというと、そうは思えない。
じゅんじゅんのファンっていう贔屓目もありますがw、例えばリクオがひろしやマモやゆうきゃんだったら、と考えたときに、やっぱりイメージできないんですよねぇ。
あと特筆すべきはやっぱり沢城みゆき唯一神でしょうか。すげぇよ!!!
彼女は何回「ねこなのー!」って言ったんだろうかwwwほんとすごい人ですwww



というわけで、めでたく上映期間延長も決まったことだし、福岡在住のアニヲタの皆さんはシネ・リーブル博多駅に足を運ぶように!
私も某方にそそのかされて見に行ったクチですが、リクオやマサキの話は完結してるけど、作品の根幹にかかる部分は伏線張りまくりで全く回収されてないので、全力で続編希望!!
舞台挨拶でも監督がおっしゃってましたが、続きは用意してあるみたいなので、後は私たち次第なのです!!
なので、続編を作っていただくためにもぜひ劇場へ!!!
あと7月末発売のBDもご検討くださいね!!私?もちろん買いますよ!でもって即開封→我が家の7.1chサラウンドシアターで鑑賞会ですよ!!


ちなみに買ってきたイヴレンドは未だ飲めずじまい。
今日こそ飲もう!と思うのですが、なかなか勿体なくてw
この週末にでも飲もうと思います~
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趣味:漫画とかアニメとか見たり描いたり音楽聴いたり
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更新頻度にムラがありますが、そこは管理人も人間ですので許して下さい。
雑多に何でも書いていきますので、興味ないことにはスルー基本で。
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