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恋に落ちなさい。

─────愛を語るのはそれからだ。


ボーイズラブの世界は割とシビアなもので、毎年何人もの新人さんがデビューするも、翌年まで残ったり単行本を出したりできている方は全体のほんの一握りしかいません。

そんな中で同一シリーズの単行本を9巻も出している売れ筋ボーイズラブ、「純情ロマンチカ」。
ボーイズラブマンガとしてはありえないくらい売れている知る人ぞ知る押しも押されぬ人気シリーズでございます。
わたくしはといえば、長らくこの作品を読むことはありませんでした。あまり人気が出てしまうとかえって敬遠したくなる性分なのと、絵柄がどうしても気に入らなかったのと、理由は主にその二つですが、長編ものはそれでなくとも読むのに抵抗を感じますよね。
9巻で長編か、とお思いかもしれませんが、単発ものが多いボーイズラブ業界において同じカップルの話を9巻も描き続けられるという事自体が既にすごいことです。

さて、わたくしがこの作品をまともに読んだのはつい最近です。専学のクラスメートが買ったというので、絵柄があまり気に入らないけど人気作品だし、いい機会だからチェックしておくかな、と思いまして。
そして読みました。読みましたらば。


面白かった…!


人気のある作品というのはやはり面白さも兼ね備えているのですね。
一巻を読み終えた時点でそれまで食わず嫌いだったことを激しく後悔しました。
絵柄に関しては、デッサンが所々明らかにおかしかったり、体のバランスが悪かったりして、やはりあまり好きではない部類に入ってしまうのですが、作者の中村春菊女史はストーリー構成能力が恐ろしく高いのでしょうね。キャラクターも一人一人しっかり立たせられているし、展開もマンネリ化してないし、何よりボーイズラブには絶対欠かすことのできない「ときめき」を読者に与えることができている!

実は本編を全て読み終えている訳ではないのです。単行本でいうとまだ4巻ぐらいまでしか読めていません。
が、その中でも私が特に気に入っているセリフがあります。

「ウサギさんだから恥ずかしい…」

ウサギさん、というのは主人公の恋人を主人公がそう呼んでいるのですが。
一巻で何度目かのベッドインのシーンで、ウサギさんに対して感極まった主人公がこのセリフを投げます。
自分の兄に片思いしていたウサギさん。自分を好きになってくれたウサギさん。ウサギさんのことが大好きな自分。大好きなウサギさんに体を開いて、全てを預けてさらけ出している自分。
大好きだから、恥ずかしい。
でも大好きだから、愛しい。
そういう主人公の渦巻く感情を、このセリフはたった一言で見事に言い表しているのです。
これをここぞ、という場面で主人公に言わせた中村春菊女史は天才です。正直言ってここ読んだだけで絵柄とかもうどうでもよくなった。
このシーンを読んだ読者のほとんどは、もっと恥ずかしいことをさせたい!ウサギさんに酔わされている主人公をもっと見たい!と思ったはず。
ボーイズラブ作品において、読者に「もっと見たい!」と思わせることは、一般のマンガ作品より三倍は重要です。その作品の人気とコミックスの売り上げに直結します。

「もっと見たい!」と読者に思わせることに成功した純情ロマンチカ。
その「もっと見たい!」の究極の具現化が


アニメ化ですよねー。


というわけでTVアニメ「純情ロマンチカ」、2008年春放送です。
今年の10月頃には既にアニメ化の話は出ていたので知っていたのですが、今日までこの日記で言及することは敢えてしてませんでした。
何故ならキャストが決まってなかったから。
人気作故にドラマCDも何枚も出ているのです。そのキャストと違っていたら正直もう目も当てられません。
お願いだから主人公カップルだけは何とかキャストを押さえて欲しい…!
そんな願いを胸に秘めてgkbrで待ち続けたキャスト発表。



本当にありがとうございました…。



まさか、まさか全キャラドラマCDと同一キャストを実現してくれるとは思っていませんでした。
ありえない豪華キャスト。相当苦労なさったことと思います。
もう何も言うことはありません。来春を待ちます。待ち続けます…!



というわけで、来春の個人的大目玉アニメはこれだー!(>▽<)//


なんたってスタッフがさー。


監督:今 千秋


アニメーション制作:スタジオディーン



って、


テラひぐらしwwwwww

今さん大丈夫ですかww正直BLは経歴的にアレですよwww
まあBLなんて女性が作ってなんぼの世界ですよ。ロマンチカのスタッフ陣はほとんど女性ですよ。いいものができないはずがない!
スタジオディーンはひぐらしでは結構良い仕事してると思うので、期待しています。
主人公カップル以外にも「ロマンチカ」とリンクしてる「エゴイスト」「テロリスト」という二組のカップルの話もアニメ化してくれるということなので、そっちも期待。
さーて、アニメ始まる前に原作を大人買いだー!!

ちなみにこの「純情ロマンチカ」、マンガが原作で、件のウサギさんが作中でボーイズラブ小説家として執筆している「純愛ロマンチカ」と「純愛エゴイスト」が実際に小説として発売されているという、一般のボーイズラブ作品とは逆のアプローチをしています。
普通同一タイトル(またはシリーズ)でマンガ版と小説版が存在している場合、ことBLにおいては小説版の漫画化というパターンがやたらと多いのです。ロマンチカに関しても、未だに誤解してる人、多いんじゃないかな。かくいう某マブダチも小説が原作だと思ってたしね。
そういう意味でも珍しいこの作品、今となっては楽しみすぎて仕方ありません。
主人公が櫻井さんだから、というのが理由の九割を占めてるけどな!(笑)
最近新規のBL作品では滅多にお目にかかれないので、既存のシリーズでもBLで櫻井さんの名前見るのは貴重なのですよー。
BLには出ない方向にシフトしていってるのかな。歌も歌わなくなってきてるみたいだし。


そうそう、一つ心配なのはラブシーンだよねー。
ロマンチカに限らず全てのBL作品にエロはあって然るべきだと思っているわたくしとしましては、アニメ化に際しての一番の心配事は、やっぱりこれ関連だったりします。
深夜帯にするにしてもエロの表現規制はかかってしまうし、まして同性愛ものなら尚更ですよね。
せめてちゅーは許して!(笑)
ベッドシーン放送してくれたら神と讃えますが、まあそれは無理だろう(笑)
だからせめてちゅーは!(笑)
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