ルルーシュは、幸せでしたよね。 [ GEASS ]

ギアスR2最終巻、買ってきました。
どれから見ようかと迷ったあげく、一番軽い気持ちで見られるBABA劇場から。最終巻もいつもと変わらないBABA劇場で若干安心しましたｗ

そしてかなり長い逡巡の末、イラストドラマを再生。


最後の写真で落涙した。



だってあれは、あれはルルーシュが。


ルルーシュが望んでいた「明日」そのもの。



無印のアッシュフォード時代に撮ったものなのかな？とも思ったんだけど（それでも十分泣けるけど）、ナナリーの目は開いてるし、ユフィもロロもジノも伽倶耶もシャーリーもいるし。
一番近いのはゲーム版LOST COLORSのブルームーン編でしょうか。


もうどうしようもありませんでした。ルルーシュのいない「明日」を、みんな強く生きている。なのに私はルルーシュのいない「明日」が悲しくて寂しくてしかたない。
どうしようもないです。



更にどっちから見ようか迷ってやっぱりこっちよね、と再生したオーディオコメンタリーキャスト編。
結果的にこっちからで正解でしたが、コメンタリーなら音声違うし楽しめるかな、って一瞬でも思った私がバカでした。


それまでしんみりとした雰囲気はいやだから、と最終回でもいつもの調子で和気藹々とトークしていた四人が、途中で本編の内容に戻りつつも雑談を繰り広げていたところ、Bパートのあのシーンになった時、福山さんがふいにこの言葉を発したんです。


「ルルーシュは、幸せでしたよね。」



奇しくも映像はあのシーンです。



コメンタリーなのに号泣。



半端な号泣じゃないよ。大号泣。



なんだこれ。この感動をどんな言葉で伝えればいいんだ。
今文字を打っているこの瞬間も思い出し泣きだよ。



多分、私がルルーシュに対して感じていることを福山さんと共有できていることに感動しているんだと思います。
福山さんはルルーシュだから、そんな風に考えていることは当然想像に難くないんだけど、だけどはっきりと言葉に出して言っているところを聞いたことはなかったので、びっくりして感動したんだろうな。



でもこれで、いよいよもってギアスを見直すことができなくなってしまいました。
だって本放送であれだけ泣きはらして泣きはらして泣きはらして、泣きはらしたのに、半年以上経った今でも涙が溢れて止まらない。
この勢いを逃したらもう二度と見ることはないだろうと、イラストドラマ、そして最終回（本編ね）を続けて見直しました。
やっぱり同じところで大号泣。
これはもうどうしようもないです。
おそらく「コードギアスを見直そう」的なオフ会が五年後くらいに開催されるまで、私はもうギアスを無印から見返すことはないと思います。
このどうしようもないもやもやした気持ちは、一生かかっても晴れることはないでしょう。
それは決して最終回の内容に不満があるとか、そんなことでは決してなく、ただルルーシュが大好きだから、悲しくて辛いから。
矛盾してるとは思いますが、そういう色々な感情が混ざり合っているからこそのもやもやだと思うんです。


ありがとうルルーシュ。大好き。超好き。愛してるよ。


ちなみにスタッフ編のコメンタリーも聞いたけど、あのシーンでは血のりの話しかしてませんでしたｗ
描きはするけど演じるわけではないし、最終回近辺は忙しかったようですから、その辺の苦労話がどうしても出ちゃうんでしょうね。
そしてキャスト編コメンタリーで明かされましたが、櫻井さんが原画描いたカット！
あれかーーーーー！！！！！！！！！！！
ってか上手いですね櫻井さんｗｗｗ
原画描きましたって言ってるぐらいだから、スタッフの修正も当然ちょこっと入ってるんでしょうけど、ほぼ櫻井さんオンリーってことですよね。
これはあれか、隠れた才能かｗ


すごいしんみりした話で終わるつもりだったのに、結局いつものノリ…ｗ
でもアニメのキャラクターに対して堂々と「愛してる」って言える作品はなかなかないよなぁ……って、さっきの文書いててちょっと思った。
手が勝手にさらっと動いちゃったもんだからそのままにしておきますがｗ
いやほんとにね？愛してるよルルーシュ？